代表者ごあいさつ

私が小さい頃（４才くらい？）、借りていた家の敷地が、大家さんの家と地続きになっていて、そこにニワトリ小屋がありました。

そのニワトリはよく卵を産んでいて、ある日の朝、その卵を取り出して、大家さんのおばあちゃんに持って行きました。
するとおばあちゃんは大変喜び、「ありがとうねえ」と言って私のことをほめてくれました。

 私は、おばあちゃんに喜んでもらえたことが大変うれしく、その日から、卵を届けることが私の日課になりました。

そして、その小さい時の、人に喜んでもらった時に感じるうれしさの体験が、その後の私の求めるものとなりました。

成人してからはサラリーマン勤めをしておりましたが、直接お客様のお役に立て、喜んで頂ける仕事がしたいと、平成10年に便利屋として独立をし、その後事業を特化するために、現在の不用品回収・遺品整理業を営むことに至りました。

そして独立をしてからの13年間の間に、5千軒近いお客様の所にお伺いをして、仕事をさせて頂きました。始めた頃は、インターホーンを押すのにも胸がドキドキして、話をしていてもしどろもどろになったり・・・（汗）　その後多くのお客様と接することにより、今ではやっと自然体でお客様とお話することが出来るようになりました（笑）

今までお伺いしたお宅には、もちろん幸せな家庭ばかりではなく、生涯の伴侶に先立たれ悲しみのどん底にいる方や、息子さんが蒸発してしまい、途方に暮れている親御さんなど、多くの問題や悩みを抱えている家庭もありました。

そんな状況の中で、遺品整理や片付け作業を行うのですが、その際に私が心がけていることを最後にお話したいと思います。

それは、「同情するのでは無く、全ての人、全ての状況を認め、敬意を払う」ということです。
つまりは、どのような状況でも、頂いたその出会いを感謝し、そして、関わっている人、物全てを大切に思うということです。

そのような気持ちを持ちながら、私の原点である、人に喜んでもらいたいという精神で、お客様のお役に立てるよう、一生懸命頑張らせて頂きたいと思っております。

ご縁があって、ご依頼を頂きましたら、その時はよろしくお願いいたします。

合同会社さくらクリーンサービス　　代表　小松広和